こんにちは。
設計部の星野です。
最近、長男が社会の授業で都道府県の勉強をしています。
色々と聞かれるんですが、私はめっぽう地理に弱くて😅
ふわっとした知識しかないので、長男の質問攻めに対応できません💦
そんな質問に答えるために色々と調べたりしているうちに、少しずつ詳しくなってきました。
只今、長男とともに勉強中です👍
でも、詳しくなると行ってみたくなりますね~。
知識とともに、行きたいところが急増中です🚶➡️
さて、ここから本編です。
ど~ぞ~。
今回は『環が家(わがや)』の基礎のお話です。
こちらで(⇒『新シリーズ『環が家』~冷暖房~』)お話した通り、『環が家』は床下から小屋裏まで家全体の熱環境を整えて快適に過ごせるよう設計しております。
そのため、床下は床暖房というコストが高くメンテナンスが難しいものの代わりに、
エアコンの風が基礎空間全体に広がるように計画しています。
それがこちら。
この上に1階の床が作られ、基礎内部が一体空間になります。
壁掛エアコンからの風がこの基礎内を通って、1階の各室に届けられるようになっているんです。
この基礎を見ると、立上りが途切れていることを気にされる方がいらっしゃいます。
立上りとは↓こちらのオレンジの矢印の部分です。
こちらは、この上に乗る壁や床を支えつつ、基礎の梁でもあるので、この画像のように長く繋がっている場合が多いです。
しかし、『環が家』では基礎の底板内部の梁で十分な強度を確保できているんです。
画像ではコンクリートの底に埋まってしまっているので見えないのですが、強固に鉄筋を入れた梁が縦横に張り巡らされています。
全体的に立上りを梁とする場合より底板の厚みもアップさせて、底板の内で強度を確保することで、立上りを減らし、床下の空間の空気の流れを遮るものを減らす設計です。
もちろん、1階の床や壁を十分に支えられる立上りは確保しています。
エアコン用の空間もしっかり確保しつつ、強度もしっかり安心な基礎の『環が家』です