こんにちは。
設計部の星野です。
今日は壁のお話。
壁と言えば、我が家にも下の画像のような低めの壁があるのですが、
ここが子どもたちの石展示場になっています😅
子どもって石を集めるのが好きですよね~。
お友達も我が家の塀に石を置いて、そのまま解散。
お友達の分もあるし、片付けるのも悪いかな~と思い、そのままにしたり、あまりに増えてきた時は声を掛けて減らしてもらったりです。
もういっそのこと、しっかりと石置き場を作ってしまうのも面白いかも、とか考えてる今日この頃です(笑)
では本編です。
どうぞ~。
こちらの壁の写真↓
左右で汚れ具合が全然違いますよね。
これは何の差だと思いますか?
答えは、上に屋根があるかどうか。
左側は完全に雨が防げるほどではないですが、上に屋根があるんです。
ただ、雨が掛かるかどうかの差なのですが、こんなに汚れ具合が違うんです。
屋根って大事
これはもちろん建物の外壁でも同じことです。
雨は風で斜めに降ったりもしますが、
上に屋根があるかどうかで、雨の影響の受けやすさは大きく違ってきます。
↑こんな感じに壁から屋根が出ていれば、壁に雨は掛かりにくいですし、
↑こんな感じに壁から屋根が出ていなければ、壁に雨は掛かりやすいです。
ここまでのお話だと、屋根が出ている方が汚れないですよ~って話になりそうですが、ちょっと違うんです。
最近の外壁材は、汚れが落ちやすい加工がされているものが多く、その場合、雨で汚れを落としてくれるようになっていたりします。
その加工が無いと、初めの壁の画像のように、雨が掛かると汚れやすいんです。
つまり、加工がされているものなら、屋根が出ていなくても汚れの心配は少ないです。
加工にも色々ランクがあるので、屋根が出ていない場合は、汚れ防止加工のランクが上のものにこだわった方が良いかもしれません。
逆に雨が掛からなすぎると、汚れ防止加工は十分に活かせない場合もあります。
つまり、加工されている場合は雨が掛からないところの方が汚れが目立ってしまったりするんです。
雨からの汚れは防げているんですが、黄砂など風に乗ってくる汚れもありますからね
雨が掛からないところの汚れは、たまに水を掛けて流すと良いかもしれません。
汚れは落ちやすくなっているので、水を掛けるだけでもきれいになりますよ
加工されていないものは、屋根が出ていた方が良いです。
サイディングだとほとんど加工されているものが多いですが、塗り壁だと加工されていなかったり、汚れ防止コーティングはオプションになっていたりします。
屋根が出ていない場合は、塗り壁はじめ、使用する壁材の汚れ防止について確認してからの使用をおススメします
たまに、塗り壁の屋根が出ていない家で、外壁がとても汚れてしまっている建物を見かけます。
塗り壁で、屋根の出ていないデザインを希望される場合は、外壁材の加工にお気をつけ下さいね。
汚れたら塗り替えすればいいという感じでしたら、他の壁材より汚れやすいので、きれいな外壁を保つためには、塗り替え回数が多くなると思っておいた方が良いです
屋根の形と外壁材の相性を考えて選んでみて下さいね