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【すまいブログ】震災に備えたい水道水栓の話。

こんにちは。
設計部の星野です。

少し前にキッチン水栓の蛇口を掃除していて、まあ色々とありまして、1センチほどのパーツを紛失しました😵
蛇口ってタイプにもよりますが結構細かいパーツがありますよね~。
それでも今までそんなことなかったんですが。。。
急いでいるときに細かい作業をするものじゃないな~と反省。
紛失しているのに気付いたのが掃除をした翌日のゴミ出し後😣
ゴミに入っていたかは分かりませんが、どこにも無いのでたぶんそこなんだろうな~という感じです。
皆さまも蛇口のお掃除の際にはお気をつけ下さいね~。

では本編です。
どうぞ~。

 

さて、今日は水道水栓のお話。

最近地震多いですね。

地震などの災害があると、色んな所でその対策ために進化が起こったりするのですが、水道水栓にもそんなことがあったのです。

進化があったのは↓こういうタイプの水栓。

レバーを上下させて水を出したり、止めたりするタイプですね。

 

このタイプの水栓は阪神淡路大震災の頃までは、『レバーを下げると水が出るタイプ』と、『レバーを上げると水が出るタイプ』がありました。

しかし、地震の揺れで上から落ちてきたものが、『レバーを下げると水が出るタイプ』のレバーに当たり、水が出始める、なんてことがあったそうです。

住民はそれに気付かず避難。

そのまま水が出っぱなしになっていたりしたみたいです。

もともと、『レバーを上げると水が出るタイプ』が増えてきたようですが、これをきっかけで『レバーを上げると水が出るタイプ』への統一が一気に進んだと言われていたりします。

 

事実は分かりませんが、この少し後に『レバーを上げると水が出るタイプ』がJIS規格となっています。

そんなわけで、今はほとんど『レバーを下げると水が出るタイプ』は見かけません。

ここ15年内に取り付けられたもので『レバーを下げると水が出るタイプ』は、ほぼほぼ無いと思います。

でも、大切に使われてきた水道ではたまに見かけるんですよねえー?

本当にた~まにですが。

 

水栓の統一が震災がきっかけが事実かどうかは分かりませんが、震災時に水が出続けるということがあったのは事実のようです。

もし身の回りにそのような水栓があり、その上に棚があったり鏡上灯など壊れて落ちてきそうなものがあるようでしたら、水栓だけでも新しく変えた方が良いかもしれません。

長く使われている洗面や、キッチンなどがありましたら、『レバーを下げると水が出るタイプ』になっていないか確認してみて下さいね上差し