こんにちは。
設計部の星野です。
今回は敷地の外周のお話です。
フェンスのお話が出てきますが、うちには必要無いなって思っても、
お隣のフェンスに傷を付けてしまったり、お隣さんがこちらのフェンスが無いことを不快に思ったり、なんてこともあります。
ご近所がどんな感じか、様子を見てご近所トラブル防止についても考えておくと安心ですね。
そのあたりも考えて、外周のブロックやフェンスの設置を考えてみて下さいね。
では、本編へ、ど~ぞ~。
ドラえもんを見ていた次男。
しずかちゃんピーンチ!
じっと見入る次男。
無事しずかちゃん救出。
次男『ふ~。安心したらお腹すいちゃったよ~おやつ食べよ~』
夕飯前!
その手には乗ら~~ん!
さらっとおやつの入っている戸棚に行くので慌てて止めました(笑)
夕飯を作っている隙をついておやつを持ち出そうとするとは!
ちゃっかりしているな!
さて、今回のお庭のお話です。
敷地の外周ってどうするのが良いでしょうか?
隣の敷地との間ってブロック塀やフェンスで仕切られていることが多いと思うのですが、これは特殊な場合を除き大抵はどちらかの敷地の方の持ち物です。
新しく区画された分譲地だと、
↑こんな感じにブロックで区画されていたり、このブロックも無かったりということが多いと思います。
その境界部分に家を建てていく際にブロックを追加してみたり、フェンスを設置したりします。
ブロックが1列ある場合、大抵は、
↑こんな感じに敷地境界があるのですが、この場合だとブロックは左の敷地のものです。
こうなった時に右の敷地の方はブロック塀を自分の敷地側にも作るかどうかが迷うところなのです
おしゃれなフェンスやブロックで敷地を囲いたいという場合や、目隠しを立てたいという場合だと敷地の外周には何か設置されると思いますが、
とりあえず隣との仕切りがあれば良いのかな~ってくらいの感覚だと、自分の敷地側にブロックが無いと自分側にもブロック塀を作るか迷われるんじゃないでしょうか?
自分の敷地側にブロックなどを塀を作らない場合
敷地をお隣との境界まで広く使えます
境界に使用するブロックの幅は10~15cmです。
ブロックが無いとその分、通路やお庭が広くなるんです
でも、境界になっているブロックはお隣のものなので、傷つけてしまったりしないように気を遣うこともあります。
お隣の方がこのブロックの上にフェンスを設置する可能性が高いと思いますが、
お庭でボール遊びをすることがあるなら、ボールをぶつけてフェンスを破損させてしまうかもしれません。
破損させなくても軽くでもぶつけられたらお隣の方は不快に思われたり、トラブルの原因になる可能性はありますね
自分の敷地側にブロック塀などを作る場合
上で書いたようなトラブルは起こりにくくなります。
あと、お庭でレジャーシートやテントのような大きなものを干したりするときに、フェンスに干したりもできます
この季節だとこいのぼりも片付ける前に洗ったあと干せますね
自分の敷地側にフェンスが無いと、ものをちょっと掛けたりってことができないことに不便さを感じてしまうかもしれませんね。
でも、ブロック塀やフェンスがあるとその分、少しスペースが狭くなります。
ただ通路にするだけのところだったら、敷地の区切りの目印はお隣のブロックに頼らせてもらって、ブロックもフェンスも無しの方が良いかもしれません。
スペースも減りますが、当然ブロック塀を作るってなると工事費も掛かりますからね。
敷地の外周をどうするか。
このあたりのポイントについて考えて、決めてみてはいかがでしょうか?
因みに、分譲地内のルールが決まっている場合もあります。
どちらにもブロックを立てないといけないと決まっていたり、お互いに広く敷地を使うためにどちらにもブロックやフェンスが無い場合もあります。
↑こんな感じにブロックの中心に敷地境界がある場合もあります。
これも新しい分譲地なら、境界周りについて分譲地内のルールが決まっていると思います。
昔からあるブロックだとルールが分からなくなっているものもありますけどね
そのあたりはどちらが塀を管理するのか等、扱いが難しくなるので、家を建てる前に調べることになると思います。
敷地購入前には教えてもらえると思いますが、
新しい分譲地ではないところだと敷地境界のブロックが自分の敷地のものか隣のものか、分かりにくい場合もあるので早めに調べておくと良いですよ
お庭づくりの予算などもイメージしやすくなります
お庭の使い勝手や、お隣との関係にも関わってくるところなので、自分の敷地に合ったものはどんなものか考えてみて下さいね