こんにちは。
設計部の星野です。
今日は窓掃除のお話です。
花粉やら黄砂やら、窓を開けたくない季節ではありますが、それもあって窓の汚れが気になる季節でもあります。
花粉や黄砂が落ち着いたら窓掃除!ってときに窓が思うように開閉しなくてお掃除しづらい、なんてことが無いようにお掃除のしやすさも考えておくと良いですね。
では、本編へ、ど~ぞ~。
少し前の運動会の映像を息子たちと見ていたら、長男が、
『お父さんとお母さんは何をしながら運動会見てたの?しりとり?』
と謎だらけの質問をしてきました(笑)
どういう状況をイメージしてるの?
『りんご』
『ごりら』
『息子がんばれ~!』
『がんばれ~!』
『ラッパ』
『パセリ』・・・みたいな?
何それ
想像してみたけど、とてもナゾな時間(笑)
どう楽しく過ごしていたのか知りたかったらしいんですが、
息子たちの活躍を楽しんでただけですよ
やっぱり子どもの発想って大人じゃ思いつかない方向に行くので面白すぎますね(笑)
さて、毎週長々と窓のお話をお話をしてきましたが、窓のお話は今回で最後です。
今回は窓の種類のお話ではなく、窓掃除のお話です。
あと2日で11月。
大掃除のことを考え始める方もいるんじゃないでしょうか?
皆さんは大掃除の時、どこまで窓掃除をしますか?
外も中も網戸も完璧ピッカピカ派ですか?
室内から手が届くところまで派ですか?
ご紹介してきた通り、窓の開け方にも色々あるので掃除のしやすさも色々です。
最近の家は1階と2階の形が同じ、総2階の家が多い。
以前は1階が2階より広い家が多く、2階の窓は1階の屋根に上がって拭く、なんてこともできましたが、それが総2階の建物だとできません。
室内から頑張って身を乗り出して拭いたり、お庭から長~い窓拭き道具を使って掃除するしかなかったりします。
なので、完璧ピッカピカ派の方はお掃除のことも考えて窓選びをして下さいね
総2階で、お掃除のために気を付けたい窓は、まずFix窓。
開きませんから、外面を室内からは拭けません。
総2階など、窓の外側に建てる場所が無い状態での2階にFix窓を付けると、外面の掃除は難しくなるのでご注意ください。
ドアのように開く片開き窓も同様、外面に手が届きにくいのでお掃除はしづらいです。
お掃除のことを考えるなら、片開きではなく、縦すべり出し窓がおススメですよ。
すべり出し窓の記事でも少しお話しましたが、縦すべり出し窓は掃除のしやすい窓です。
↑このように、窓枠との間に少し隙間ができる状態で窓が開くので外面も室内からお掃除できますよ。
片開き窓はこの隙間が無い状態で開くので、外面に手が届きにくいですよね。
あとは吹抜けの窓。
吹抜けを計画するなら、窓掃除に手間がかかることもご理解いただいた方が良いかと思います。
以前お話した天窓もそうですね。
手の届きにくいところに窓を付けるときは、お掃除のことも考えて置きたいポイントです。
お掃除業者さんなどが吹抜けや天窓の窓掃除を請け負っていたりしますが、結構な金額しますしね
窓掃除にこだわりがある方はご注意ください。
お掃除も気になるけど、吹抜けも欲しいって方は、
『吹き抜けの窓のお掃除が出来る家。』←こんな方法もありますので良ければ参考にしてみて下さいね
他の開く窓に関しては、どのメーカーも室内からの掃除のしやすさが考慮されているので、
掃除用の開閉方法があったりします。
下の窓だけが上下する上げ下げ窓だと、掃除用に、
↑こんな感じに開くように出来ています。
横すべり出し窓も、
お掃除用に90°近くまで開くようになっていたりして室内からお掃除ラクラクですよ。
開閉方法については窓枠あたりに説明が書いてあったりするので、そんな開閉方法あったの?って思われた方は確認してみて下さいね。
網戸のお話で出てきた、はめ殺しの網戸も、
お掃除のときには外せるようになっています。
取り付けにコツがいるものがあったりするので、分かりにくいものは事前に確認しておいてくださいね。
窓面や網戸のお掃除も大変ですが、一番大変なのはレールだったりしませんか?
これは以前ご紹介しましたが、
レールに凹凸が少ないタイプはとてもお掃除ラクラクでおススメですよ
お掃除用の開閉方法は住宅用のものなら、大体どのメーカーも共通して付いている機能ですが、レールはシリーズによりますので、窓選びの際にお確かめくださいね
簡単にですが、窓掃除のお話でした。