こんにちは。
設計部の星野です。
また寒くなりましたね~。
この寒さで、ここ数日は御在所岳の樹氷が見られたようです。
三重県の御在所岳は長いロープウエイと、冬は樹氷が見られることで有名です。
少し前に御在所ロープウエイに乗って雪遊びに行ってきたのですが、樹氷が見れなかったんですよ~❄️
今年は暖冬だったので、例年なら見られる時期でもほとんど見れなかったようです。
前に行った時も樹氷の無いタイミングで、今度は見たいな~と思ってたんですけどね~。
でも、今頃季節外れの樹氷と聞いて、余計に寒い気がしてきました(笑)
皆さんも、体調にはお気をつけ下さいね。
では、本編です。
今回はトップライトのお話です。
どうぞ~。
我が家ではよくチキンナゲットを作ります。
子どもが大好きでよく食べてくれるので助かるんです
『こんなにカリカリにどうやって作るの?』と長男が聞いてきたので
『油で揚げるの。熱~い油の中に入れてジュ~ってするのを揚げるって言うんよ。唐揚げの揚げも揚げてるって意味。』と説明したら、
『そうかナゲットのゲも揚げるのゲだね』
違う
そう来たかって感じでした
子どもの発想って面白いですね
今回は天窓のお話です。
その名の通り、天井に付いている窓ですね。
たくさん光を取り込んでくれる窓です。
トップライトとも呼ばれたりしますね。
上の画像のように突き出して開くタイプと、開かないFix窓タイプがあります。
開くタイプは電動開閉だったり、手動だと↓こんな感じで専用の道具で開閉します。
メリットとしてはお部屋が明るくなる。
屋根に付いていますからね、太陽の光をほぼ直接取り込める感じです。
LDKや寝室などのお部屋は法的に採光計算っていうのをしないといけません。
お部屋の面積から光を取り込むのに必要な窓の大きさを計算するんです。
その時も天窓は他の窓より大きい数値で計算できます。
あまり壁に窓を作りたくない部屋や、お隣の家が近すぎて壁の窓では光を取り込めないときに有利です。
後は、空を見るのが好きな人には憧れの窓ですよね
青空だって星空だって見られます。
室内をより素敵な空間にしてくれますね
光をたっぷり取り込んでくれるので、部屋干しスペースにも良いです。
部屋干しスペースがご近所からなるべく見えないようにしたい、ってときにも、天窓なら周りから見えにくいので良いですよね。
隣に高い建物があれば見えるかもしれませんが、角度的に高い建物からでも見えづらいと思います。
部屋干しスペースでなくても、周りからの視線を気にせず光を取り込みたいときには良いですね
続いて、デメリットですが、光を取り込みすぎる
本当に明るくて、素敵なんですが実際暮らし始めるとまぶしいと感じたり、夏場だと窓の断熱性能によっては室内がかなり暑くなってしまったりします。
天窓を付けた家の多くはロールカーテンなどの日よけを付けます。
LDKなど日常的に過ごす時間の長いお部屋だと、家の完成時に付けなくても、後から付けるってことはとても多いです。
魅力的な点も多い天窓ですが、取り付けると決めた時点で日よけの検討も一緒にすることがおススメです
日よけも手動と電動がありますよ。
断熱性能も、他の窓の性能をそれほど高くしないという場合でも、天窓だけは高くしておいた方が良いですね。
部屋の奥まで光を届けてくれるのは良いところですが、断熱性能が低いと真夏に部屋の奥まで暑い外気温が届いてしまいますよ。
少し天窓の金額が上がっても、住み始めてからの光熱費が高くなるよりは良いですよね
あと、他の窓のお話でもしてきた、雨の時のお話ですが、
当然、開閉するタイプなら雨が降り込む可能性はとても高いです。
上向いて開いてますからね
降り込むのも気になりますが、人によっては雨の音が気になるかもしれません。
窓に雨がポツポツ当たる音が聞こえますからね。
寝室とかだと特に気になる方もいるんじゃないでしょうか?
星空が見たくて寝室に付けたら雨の音が気になる、なんてことになるかもしれませんのでご注意ください
あとは、ほとんど無いとは思いますが雨漏りですね。
どんな窓でも雨漏りの可能性があると考えた上でのお話ですが、取り付けてる場所からして他の窓よりは可能性が高くなります。
もちろん雨漏りするなんて施工不良なので、あってはならないんですが、可能性としては他の窓よりは高いですね。
施工不良でなくても、長く住めば経年劣化ということもありますしね。
色々と気になるデメリットを書きましたが、魅力も色々とあります
デメリットを知った上で、上手に使ってみて下さいね
続きはまた次回