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最近カメムシの異常発生で困っている、新入社員のイトウです 🙂
今年はやたら多いですよね。先日ぶちっと踏んでしまいました😢
今回は外壁塗装のお話♪
ここから建築士の星野さんにバトンタッチです!お願いいたします。
次男がなんでもぺんぺんでやつけようとします
あるパンアニメで『おしりぺんぺんするよ~!』ってセリフがとても気に入ってしまったようで、
「鬼が来るよ!」
『ぺんぺんしてやっちゅける!ちゅよいからね』
「恐竜が来たらどうする?」
『ぺんぺんしゅるよ!かっこいいでしょ!』
テレビで新型コロナウイルスの映像が映って、
「こんなのが手についてるかもしれないんだよ」と言えば、やっぱり
『(次男)がぺんぺんしてやっちゅける!』
とにかく何でもぺんぺんでやっちゅけようとします
ペンペンがどれほどの威力なのか(笑)
新型コロナウイルスまでやっちゅけてくれるとは、なんとも頼もしい
今回は外壁塗り替えのお話です。
外壁がタイル張りだと塗り替えは必要ないのですが、サイディングや塗り壁だと変色や色あせ、汚れなどがあるので塗り替えが必要です。
ちなみにサイディングとは日本では70%以上の住宅で使用されている外壁材です。
セメントを使用したものや金属製のものもあります。
この塗り替えですが、サイディングの場合、建ててから大体10年経ったら塗り替えの時期と言われています。
でも、実際いつ頃塗り替えされる方が多いのか、気になりますよね?
過去の工事の記録から調べてみたところ、平均して約15年でした
実際色はあせてきていても、住んでいる分には支障がないので10年で塗り替えされるご家庭は少ないようです。
目地の劣化などで、本当に支障がなかったかと言われると何とも言えないところではありますけどね。
でも、これは10年以上前のサイディングのお話です
今はどんどんサイディングが良くなってきているので、今建てたものならもっと長く塗り替えをしなくても良いんじゃないでしょうか?
10年間ほとんど変色・色あせしない、なんてサイディングもありますし、品質30年保証のなんてサイディングも出てきています。
まあ、30年保証の場合は変色・色あせしないということではなくて、目地などの劣化が少ないという意味なので、30年後にはさすがに変色・色あせしているかもしれませんが。
でも、確実にサイディングは変色しにくいものになってきています
10年後には塗り替えをと言われていても、もう少し長くなっているかもしれませんね。
ただ、家の建っている環境や家の形にもよりますので絶対に10年以上大丈夫、15年以上大丈夫とは言えませんので、参考程度にしておいてくださいね。
気にならない程度の変色しかしてなくても、目地の劣化はあるかもしれませんし。
ここまで読んで、『そんなにサイディングの質が上がってるなら、そんなに良いサイディングを選ばなくても結構長く変色しないんじゃないの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
断言はできませんが、そうかもしれません。
でも、知っておいていただきたいのは、柄付きのサイディングの場合、同じような柄に塗装しなおすのはとても難しいということ
大抵の塗り替えってベタ塗りです。
混ざりもののあるような塗装剤もありますが、少し離れて見たらほぼ無地です。
元の柄の通り塗ることもできますが、すごく手間のかかることなのでとても高額です。
実際もとの柄通りに塗装される方は私の経験上いませんでした。
色あせが気にならない程度でしたら、透明なクリア塗装で現状維持はできますけどね。
上の2つは単色だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、サイディングの凹凸に合わせて色を変えて立体感を出しているタイプなので、べた塗りすると凹凸感が少し弱くなると思います。
↑こちらは柄が印刷されているタイプ。
すごく高級感があってよいですよね。
高グレードな塗料なので変色はしにくいですが、こちらもベタ塗りすると、こんな風合いは無くなります。
↑こちらは元からベタ塗りで、凹凸だけで陰影を出しているタイプです。
塗り替えをしても、新築時と近い風合いが保てると思われます。
という感じなので、もし柄付きのサイディングを選ばれる場合は、塗り替えの際にはベタ塗りになることを理解して選ばれると良いかと思います。
つまり、ベタ塗り覚悟で塗り替えまでは柄を楽しむか、とにかく高グレードなものを選んで変色・色あせしにくいものを選ぶかですね
複雑な柄のものはもともと高グレードなものが多いですが、サイディングを選ばれる際に塗り替え後のこともちょっと考えてみると良いかなって思います
あとおまけですが、実際に塗り替えをしてイメージが変わった事例を少し。
どちらもアパートですが
そろそろ塗り替えをって方、ガラッとイメージを変えてみるのも良いかもしれませんよ
↑Before
↑After
↑Before
↑After