あけましておめでとうございます!
新入社員のイトウです!!
2024年最初のブログ 🙂 今年もよろしくお願いします。
さっそく、ここから設計士の星野さんです♪
▽▽
長男が最近、点つなぎを覚えました。
なかなかまっすぐな線が描けないようで、苦戦しながらも楽しんでいるようです。
そんな長男から難問
「そのお母さんの服の点はつないだら、何になるの?」
何、その質問
子どもの発想って本当に面白いですね。
良い感じの返答もできず、感心しつつ、めっちゃ笑って終わってしまいました
せっかくなので想像力が伸びるような返答をしたかったですね~
さて、本題に。
改めまして、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
皆さん、初詣で、行きましたか?
我が家も行ってまいりました。
初詣でに行くと、新しい気持ちで1年が始められて良いですよね
職業柄、神前でお参りすると、地鎮祭を思い出します。
そんなわけで今回は地鎮祭のお話。
地鎮祭は土地の神様にその土地を使用することの許しを得る事と、
工事の安全を祈願する儀式です。
こちらの写真は神式ですね。
神式でされる方が多いとは思いますが、仏式でされる場合もありますし、その他の宗教・宗派をご希望される場合もあります。
ご希望がある場合は事前に担当の方に相談してみましょうね
今回は神式のお話になりますが、作法や流れについては担当される神社により違うので詳しい説明は省きますね。
そんな中で、地鎮祭の経験がない方がたまに戸惑われるのが『地鎮の儀』。
工事の安全を祈願して、工事の流れを鎌(かま)、鍬(くわ)、鍬(すき)などを使って儀式的に行うものなのですが、これに施主様も参加して頂くのです。
使う道具の種類や数、順番などは神社や地域に工事内容によって違うのですが、大抵は施主様は参加して頂きます。
↓こちらは鎌を使う「苅始めの儀」ですね。
こんな感じで草を刈る真似をしたり、耕す真似をしたりします。
そして、その時に「えい!えい!えい!」って掛け声を掛けないといけないんです。
これにちょっと戸惑われる方が多くて
まあ、戸惑いますよね。
勢いも、声のボリュームも分からないし
私も初めて見たときには戸惑いました。
でも、気にすることなく安全に工事が進むようにお祈りしながら、自分なりにしていただければと思います。
工事業者側としては、初めての方がみんな戸惑われるところなのは分かっていますので
ちょっと違うかなって感じになっても気にしなくてよいと思います。
それでも気になるという方は、事前にある程度は説明があると思いますので、どんな感じにしたら良いか、担当の方に詳しく聞いてみても良いかもしれませんね。
あと、施主様にしていただくのは『玉串奉奠(たまぐしほうてん)』。
玉串拝礼(たまぐしはいれい)とも言います。
ご自分の思いを神様に捧げます。
工事が無事に進むように、素敵なお住まいになるようにお祈りくださいね。
こちらも手順や作法を間違わないかドキドキするかもしれませんが、
流れは宮司さんなどがその都度教えてくださると思いますのでご安心ください
地鎮祭後は、地鎮祭の際にご祈祷して頂いた、
『鎮物(しずめもの)』を、工事が安全に執り行われるように、
基礎工事の前に地中に埋めたり
(↑基礎を作る前に敷く防水シートのさらに下に埋めています)、
『御幣(ごへい)』が魔除けとして家を守ってくれるように、
上棟時に家の一番高い棟木に取り付けたりします。
地鎮祭でのご祈祷は、こうしてずっと皆さんのおすまいを守ってくれています
そんな素敵な住まいが無事に完成するように、
『地鎮の儀』や『玉串奉奠』でしっかりお祈りしてくださいね
そう言えば、長男が2歳になったばかりのころ、神社にご祈祷に行ったんですが、
祝詞の際に宮司さんが「大神の~」とおっしゃるたびに
「おおかみ?」「おおかみ?」と聞かれて困ったことがあります
「静かにしてようね」という約束は守って、小さい声で聞いてくれたことが救いでしたが。。。
しっかり祝詞を聞いている証拠なんでしょうけど、笑うわけにも、その場で説明するわけにもいかず、
小さな声で「違うよ」「違うよ」と返し続けました
本当に長男の発想はいつも想定外のところから飛んできます。
今年もどんな不意打ちがあるのやら。
楽しみです