こんにちは。
設計部の星野です。
今日は小さなお子様のためにドアの気を付けたいところのお話です。
どうぞ~。
平成17年にシックハウス症候群対策のための法改正がされて15年。
全ての建造物に24時間換気が義務化されました。
そこで影響を受けた建材の一つが、室内ドア
24時間換気について、ざっくり説明すると、
住宅の場合、
居室(寝室やLDKなど)の空気を1時間に0.5回入れ替えないといけない、というものです。
『居室の』ということなので、お部屋ごとに換気する方法もあるのですが、多くの場合は家全体で換気するので、お部屋から新しい空気を入れ、古い空気を廊下やトイレなどから排出するということになります。
そのため、お部屋のドアは閉まっていても常に空気がお部屋から廊下へ流れるようにしないといけなくなったのです。
それに対応するため、室内ドアにはアンダーカットがされるようになりました。
ドアの下に床から1cm以上の隙間ができるようにすることです。
↑ココですね。
これが小さい子どもには危険
この隙間に足を引っかけてしまう子が、そこそこいるようです。
危ないですね
端の部分は隙間が少し狭くなるようにプレートが取り付けられていたりはするんですけどね。
それでも簡単なプレートくらいだと足元を気にしていない子どもには効果が薄めですね。
今回、このお話をしようと思ったのも、実は1週間の間にうちの息子たちが続けて足を引っかけたからなのです
2人とも、爪がって感じになりました。
子どもの小さい足だと、アンダーカットがされていないくらいの隙間でも危ないとは思いますが、アンダーカットができたことで、より足を引っ掛けやすくなったと思います。
エアコンをつけていて、お部屋からの出入りの際にドアの開け閉めをしないといけない時期は特に注意が必要ですし、
家の中でもつい走り回ってしまう子も多いと思いますので、お気を付けください
開けっ放しにしておけるドアや引き戸は、子どもがぶつからないように、全開までしっかり開け切っておきましょう
余談ですが、長男が1歳くらいのころにも爪がはがれてしまったことがあったんですが、
その時初めて、『爪を診てもらうのは皮膚科』だということを知りました。
みんな知ってることなのかな?
自分自身は爪で病院に行かないといけなくなったことがなかったので知らなかったです。
子育てしてると、色々と新しいことを知れますね
お子様の足と爪の無事をお祈りしていますが、もしも何かあったら皮膚科です!