こんにちは!!営業部のイトウです。
みなさん、熱中症対策していますか??
飯田商事・建設には、がっつり外仕事の方もいるので
いくつか対策グッズが置いてあるのですが
その一つに、叩くと一瞬で冷たくなる袋(?)があります。
もったいなくて叩いたことがないし、カバンに入れると気が付かずに割ってしまいそう…
なかなかいい場面がないのですが、叩いてみたい…
(オチはないです)
ではここから設計士星野さんのお話です。
先週にひきつづき、お家の防音について教えていただきました♪
次男の保育園の都合で数日お弁当を作ることになりました。
こういう時に気になるのが、給食の量。
献立はお知らせが来るので分かるんですが、写真とかは無いので、どれくらい食べてるのか分からないんですよね~。
まあ、お弁当は食べそうな量を適当に詰めるんですが。
気になったので、どれくらいなのかな~なんて呟いていたら、
長男『給食はね~白ご飯が大体3dLくらいかな』
3dL
それは多くないか?!
しかもデシリットルって
長男『たぶんね、それくらいだよ』
自信満々に教えてくれましたが、ちょっと多いんじゃないかな~
今日は壁の防音のお話です。
壁は窓に比べれば、防音性能はずっと高いです。
なので、以前お話したように窓を少なくするだけでも建物の防音性のは高くなります。
でも、より防音性能を上げたいということもありますよね。
では、壁の防音性能も高くしようとなるわけですが、ここで大切なのが、どのような音を防ぎたいのかということです。
防音したい音には、外からだと話し声、車や電車の音など、中からだと生活音や楽器を演奏される方なら楽器の音などがあると思います。
色々とあるのですが、音には空気伝播音と固体伝播音というものがあります。
空気振動で伝わってくる音が空気伝播音、固体を伝わってくる音が固体伝播音です
この2種類の音はそれぞれ伝わり方が違うので、防ぎ方も違います。
まず、空気伝播音が壁を通り抜けにくくするには繊維系の断熱材を使用したり、重い材料を使用した壁にしたりするのがおススメです。
繊維系の断熱材って言うと、グラスウールやロックウールですね
他の断熱材でも防音効果はありますが、より防音したい場合は繊維系が良いです。
実際アパートやマンションなどのお隣さんとの間の壁にも、グラスウールやロックウールがよく使われています。
重い材料を使用した壁も有効ですが、重い材料って言うと鉛だったり、コンクリートだったりなのですが、木造でも手軽に使える鉛の防音シートがあります
鉛シート以外にも空気伝播音を防げる防音材があったりしますよ
次に、固体伝播音ですが、こちらは壁の揺れによって音が伝わるので揺れない壁にすることが防音対策になります。
また、振動そのものが伝わらないようにしたり、振動を吸収できるようにしたりするもの有効です。
これ以上は構造の話になってくるので、今回は省きますが空気伝播音に対する防音対策とは違ってくるんです。
では、どんなものが空気伝播音で固体伝播音なのかという話ですが、
話し声や、車のエンジン音、管楽器の音、スピーカーの音などが空気伝播音
電車やトラックの揺れを伴う音や、スピーカーから出て床に伝わる重低音、打楽器などの振動が伴う音などが固体伝播音です。
スピーカーの音がどちらにも入っていますが、固体伝播音の多くは空気に伝達し空気伝播音に変わります。
線路を走る電車の音も揺れが伝わる距離なら固体伝播音ですが、距離があってのガタンゴトンという音は空気伝播音です。
なので、状況によって、空気伝播音と固体伝播音が混ざった音というものも多くあります。
そうなると、どちらかの対策だけでは思うように音が防げなかったりします。
より快適に防音するため、防音工事をお考えの際は、どのような距離の、どのような音を防ぎたいのかを知る必要があります。
空気を伝っているものか、壁の振動で伝っているものか、防音対策の前に考えてみて下さいね