こんにちは。
設計部の星野です。
毎日暑いですね~。
最近は暑すぎて、夏休みだというのに外で子どもの声が聞こえません。
先日、昼間に公園の前を通ったら無人でしたよ。。。
でもこの暑さだと仕方ないですよね😖
皆さまも熱中症にお気を付けくださいね~💦
では、本編です。
どうぞ~。
お気に入りのおもちゃが無いと次男が言い出した数分後。
長男『犯人を捕まえました!』
と、手錠の代わりにヒモを腕に巻かれたクッキーモンスターのぬいぐるみを連れた長男が😅
私『そんなにかわいいのに犯人なん?』
長男『リザードン(ぬいぐるみ)が女の人の前ではつぶらな瞳を出すと言っていました(`・ω・´)ゞ』
女の人の前では?!
つぶらな瞳を出す?!
色々と面白くてめちゃくちゃ笑いました。
そういうのはどこで覚えてくるんだろう(笑)
母はクッキーモンスターのつぶらな瞳に騙されないように気を付けようと思います
今日は窓の防音のお話をします。
家では静かに過ごしたい方や、逆に家の中が賑やかだったり、音楽鑑賞や楽器が趣味の方が気になるのが、家の防音対策。
防音性能の高い家にしたいと考える方はたくさんいらっしゃると思いますが、音にも色々な種類があります。
なので、どんな音を防ぎたいのかによって対策も違います。
今回はそんな中でも窓の『話し声』に対する防音対策のお話をします。
まず、ガラスは『話し声』に対してもともと防音性能が低いです。
なので窓からは話し声が入ってきやすいし、外に漏れやすい。
特に、今住宅で一番使用されているであろう複層ガラスは特に『話し声』に対する防音性能が低いんです
複層ガラスは↓このような構造になっているんですが、この2枚のガラスが共鳴することによってある周波数の音が通りやすくなってしまいます。
その周波数がちょうど『話し声』の周波数あたりなのです。
しかも、ちょっと信じられないかもしれませんが、この共鳴効果が起こることにより、複層ではない1枚ガラスの窓より『話し声』あたりの周波数に対する防音性能は低いんです
となると、どうすれば良いのか?
断熱性能のことを考えれば、1枚ガラスの窓にするという選択肢はありません。
ガラスに対ししてだけの対策としては、2枚のガラスの厚みを異なるものにすればこの共鳴は防ぐことができます。
異厚複層ガラスという、異なる厚みのガラスを使用した複層ガラスがあります。
一般的な複層ガラスは3mmのガラスを2枚使用していますが、3mmと5mmにしたり、4mmと6mmにしたりって感じですね。
話し声が気になる場合は異厚複層ガラスを使用するのがおススメです。
また、型板複層ガラスの場合。
使用する片方のガラスは3mmの透明ガラス、もう片方のガラスは4mmの型板ガラスを使用するのが一般的です。
つまり、型板複層ガラスは一般的なものでも異厚複層ガラスということです。
どの程度透明の場合と違うかというのを表現するのは難しいですが、少なからず透明の場合よりは防音性の高いですよ
また、防音性能だけで言えば合わせガラスでの対策も考えられますが、こちらは断熱性能が高くないので住宅にはおススメできません。
種類は少ないですが、合わせガラスを使用した複層ガラスがありますので、高価ではありますがもし断熱性能も、防音性能も高くしたい場合は検討してみても良いかもしれませんね。
他にも色々と窓の防音対策はありますが、そのお話は次回にしますね
因みに、今回お話した『話し声』とは日本語での話し声です。
日本語は1500ヘルツ以下(子どもの声は2000ヘルツ以下)なのに対し、イギリス英語は2000ヘルツ以上(アメリカ英語は750ヘルツ以上)だそうです。
言語によって周波数って全然違うんです。
ガラスは1500ヘルツ以下に対してより、2000ヘルツ以上に対しての方が防音性能が高いのでイギリス英語なら日本語より外からあまり聞こえてこないし、家からも漏れないということ。
秘密のお話はイギリス英語でしましょうか?(私は話せないです・笑)