こんにちは。
設計部の星野です。
最近、ちょっと強めの震度1の地震が何度かありました。
大きな地震が来る前に、色々としっかり備えていかないとと思わされますね。
そんな中、数年前に防災イベントで試食したアルファ米のワカメごはんが大好きになった長男が、
定期的にアルファ米が食べたいと言い出します😅
もともとワカメごはんが大好きなんですが、企業努力による絶妙な塩加減がとても気に入ったようで、すごく食べたがるんですよね~。
アルファ米自体もけっこう好きみたいです。
備蓄食料の入れ替えのために食べてくれるのは良いんですが、食べすぎで入れ替えペースが速すぎるのはちょっと気になるな~、と備蓄食料コーナーの値札を見て思ってしまったり(笑)
めちゃくちゃ簡単に食べられるように作られているので、高くて当然だなとは思いますが✊
しかもどれも美味しいんですよね~。
まだ災害用の非常食を食べたことないって方は是非食べてみて下さいね。
災害で食料にも困っても、ストックしておけばこんな美味しいものが食べられるのか~って思いますよ👍
さて、ここから本編です。
どうぞ~。
長男『しんたいそくてーって何?』
長男には身体測定という言葉がインプットされていなかったようです。
今まで何回もしてるはずなのになー
私『身長測ったり、体重測ったり、毎年するやろ?』
長男『あーあれか!横にくるんって回るのをするのかと思った!』
動作付きで横にくるん、を表現する長男。
側転のことを言いたいようです(笑)
私『それはそくてーじゃなくて、そくてんね』
みんなで側転の練習でもすると思っていたようです。
先生からのお話『明日は身体測定なので、体操服を忘れないように!』
確かに側転すると思ってても違和感はないかも?(笑)
側転の練習かも、とちょっとドキドキしていた長男でした
さて、今回は平屋建てと2階建てのお話。
家を建てるならどちらにしたいってありますか?
迷っているけれど、どこがどう違うのかよく分からない
何となく外観が平屋の方が好きなんだけど、実際どちらの方が良いんだろう?
なんて感じの方も多いんじゃないでしょうか?
なので、今回はそのあたりをいろんな面から考えてみたいと思います。
まず、敷地に対して。
平屋と2階建て、同じ数だけお部屋などを作るとして、
平屋にするとなると建物の1階は、総2階の2倍近い広さになります。
総2階とは1階と2階の面積・形が同じ建物のことですね。
平屋だと階段が無い分、2階建てより全体の面積は多少小さくなることもありますが、部屋の並びによっては廊下が長くなることもあります。
なので、間取りによりますが全体の面積が同じくらいだと想定すると、総2階の建物に対して平屋の1階の面積は大体2倍。
そうなると、当然その分敷地が広くないと建てられないかもしれません。
平屋をご検討で、すでに土地が決まっているという場合、まずはその敷地に満足できるだけの大きさの建物が入るか確認してみて下さいね。
まだ敷地も決まっていない方は、平屋でも入る大きさの敷地を探してみて下さいね。
分譲地とかだと2階建てを想定した広さの土地になっていることが多いので、広めの敷地を選ばないと建物が入る大きさでもお庭が無いなんてことになるかもしれません。
平屋にしたい場合はお庭や駐車スペースのことを考えて、土地選びをしてみて下さいね。
続いて、耐震性。
平屋の方が強いと言われていますが、必ずしもそうではありません。
正しくは、地震や台風の風などの影響を受けにくいのは平屋だということ。
例えば積み木を置いたテーブルを揺らしたとして、倒れやすいのは縦長の積み木です。
やはり、同じ延べ床面積の建物なら平屋より2階建ての方が縦長になります。
そうなると、地震が起きた時に2階建ての方が揺れの影響は受けやすいです。
台風などの強風の影響については、壁のや屋根の風を受ける面積によって変わってきます。
特に、地面から高い部分の方が風の影響を大きく受けます。
そうなると、やはり風の影響も2階建ての方が受けるんです。
では、やはり平屋の方が耐震性が高いのではと思うかもしれませんが、そうではありません。
2階建てなら2階建てなりに強い構造にすれば、構造の造りが弱い平屋より強く作ることは出来ます。
なので、必ずしも平屋の方が強いとは言い切れないのです。
ただ、木造でも鉄骨でも強くて壊れなくても、揺れはします。
あえて揺れることで壊れないように出来ていたりします。
だから、地震や台風の際は2階建ての方が揺れは感じやすいと思います。
そこが気になるようでしたら、平屋にされるか、2階建ての際は揺れを吸収する制震材などを検討されると良いかもしれません。
あとは、建築時の費用。
これは断然平屋の方が高くなります。
敷地の話でも出たように、平屋の方が建築面積が大きくなります。
建築面積とは上空から建物を見下ろした面積です。
ざっくり言うと1階の面積+αって感じです。
この建築面積が大体、基礎や屋根の面積です。
平屋と2階建て1,2階合わせた床面積が同じくらいでも、平屋の方が建築面積は大きくなるので、つまり基礎や屋根に掛かる費用も高くなります。
各建築業者が坪面積単位の費用を教えてくれたりしますが、それは総2階建て寄りの2階建ての場合の費用です。
平屋の予定で概算でも金額を知りたいときは、平屋の金額を知りたいということをお伝えくださいね。
ちなみに、
↑こちらの左側のような平屋部分(下屋)が大きくなっていっても、全体の面積に対する1階の面積が大きくなっていくので、
建物の全体の面積に対する屋根や基礎の金額は上がって行きますよ。
こういう形の建物にしたいようでしたら、一般的に言われている坪単価とは変わってくると思いますので、ご注意下さいね
今回は構造や費用に関するお話でした。
次回は平屋建てと2階建ての使い勝手、住み心地のお話をしますね