こんにちは、新入社員のイトウです 🙂
みなさん、家の壁の中ってどうなってるかご存じでしょうか。
壁の中というか、壁紙の裏?というか。
DIYする方は特に知っておいた方がいいことを
設計士の星野さんに教えていただきます♪
ここから星野さん、おねがいします!
※過去に書いた記事のため少し違和感あるかもです。
こんにちは。
設計部の星野です。
息子たちが急にポケモンにハマりました。
同じくらいの年の、息子たちのいとこもハマってるみたいです。
年長さんとか小学校1年生ってポケモンが好きになるお年頃なんですかね?
私が子どものころに登場したポケモンが今でも大人気なのってすごいですよね。
そんな息子たちを子どもの日ということでショウブ湯に入れました。
『ネギだ~!』と大暴れです
ネギじゃないよ~
カモネギってポケモンを知っていますか?
ずっとネギを持ってて、ネギを剣のように使うカモの姿のポケモンです。
たまたまカモネギのお話を見た後だったこともあり、
緑で長い草(?)、ネギだ!となったようで、カモネギ対決が始まってしまいました
もうそれは激しく。
ダメージを受けたショウブは長い草ではなくなり。。。。
私はお風呂に一緒に入っていなかったのですが、
私が入るころには見事な刻みショウブに
今から炒めるのかな?みたいな
刻んでないショウブ湯に入りたかったです。
刻みショウブ湯の写真を撮っておけば良かったですね。
きっとある意味、衝撃的で映えていたのでは?(笑)
さて、ゴールデンウイークは終わりましたが、相変わらずおうち時間が続きそうな日々です。
そんな中、おうち時間をたっぷり楽しも~!って模様替えをしたり、DIYに励んでいる方もいるんじゃないでしょうか?
そうなると、壁に色々飾ったり、壁にDIY収納を取り付けてみたりなんてこともあると思います。
でも、壁に何か取り付けるってなると、壁の強度が気になるところ
紙1枚など軽いものでしたら画鋲くらいで良いと思いますが、ある程度重さがあるものでしたら固定の仕方によっては壁が破損してしまったりします。
しっかり壁に固定するために、壁の中がどうなっているかを調べてみましょう
まず、木造の場合。
木製の板が貼ってある壁でしたらそのまま画鋲や釘、ネジで固定して大丈夫です。
壁紙が貼ってあるタイプでしたら、大抵は壁紙の裏に石膏ボード(プラスターボード)があり、さらにその中に柱などの木材の下地があります。
理想としては、この下地に釘などが刺さるように固定するしたいところです。
その下地ですが、胴縁という下地材がある場合は↓こんな感じ。
この、横向きにある細い木材が胴縁です。
矢印が無いものも胴縁です。
これに釘やネジが刺さるようにすると数キロあるようなものでも安心です。
胴縁が無い場合だと、↓こんな感じです。
この場合は柱に固定します。
胴縁がある場合より、固定できるところが少ないのでご注意ください。
もちろん壁紙が貼ってある状態ですと、この下地の場所が分からないと思います。
その場合は『下地探し』という道具を使います。
ネットでも、ホームセンターでも売っていますので、探してみて下さいね。
鉄骨の場合。
部材は色々ありますが、鉄でできた下地材があって、その上に石膏ボード(プラスターボード)が貼ってある場合が多いと思います。
その場合はこの下地材に固定してください。
ただし、鉄骨の場合は木造用の釘などではなく『軽天ビス』という鉄骨専用のものを使ってくださいね。
下地の位置を知るためには、鉄骨用には『下地センター』というものがありますので、探してみて下さい
因みに、あらかじめ、何か壁に取り付けることが分かっている場合は上の画像のように壁の中を補強します
これは木造でも同じ。
下地材などに固定するということは、下地材の配置によって取り付けられる配置が決まってしまうということです。
新築時に、前もって色々と自由な配置で飾りたいと思っている壁がありましたら、工事の前に工事業者さんに補強をご依頼くださいね
特に重いものを固定する可能性のある壁も相談しておくと良いと思います。
あと、固定する釘やネジですが下地材などに届かせるため、ある程度長さが必要です。
石膏ボードの厚みが12.5mm~15.0mmのものが多いと思います。
アパートなどですと、そのボードが2重張りしてある場合もあります。
それを貫通して下地材に刺さらないといけないので、ボードの厚みより長いものを使用しないといけません。
釘やネジを購入の前に、ボードの厚みも調べておいてくださいね
『下地探し』があるとボードの厚みも調べられますよ。
下地材が固定したい場所に無いという場合は、石膏ボード用アンカーというようなものもあります。
これがあれば、下地が無いところでも石膏ボードに少し重いものでも固定できるようになります。
百均にも簡単な石膏ボード用に固定できるフックなどが売っていますので、気になる方は探してみて下さいね。
物によって耐荷重も色々ありますので調べてみて下さい
RC造の壁の場合はコンクリートですからコンクリート用の部材を埋め込むことになると思います。
アパートなどでしたら、壁に穴を開けてはいけないことになっている場合もありますので、管理規約などをよく調べてから挑戦してみて下さいね
あと、鉄骨やRC造の場合ですが、外壁面ではない中の間仕切り壁は木造で出来ている場合もあります。
RC造だと、間仕切り壁は鉄骨という場合もあります。
アパートやマンションで間仕切り壁の構造について知りたい場合は事前に管理会社などに確認をお願いします
間仕切り壁に関しては、お部屋探しの際に確認した構造通りではない場合がありますよ。
初めは問題なさそうに固定できても、時間が経つと重みで壁の穴が大きくなってきた、壁が割れたなんてこともあると思いますので、前もって調べて、しっかり固定して下さいね