こんにちは。
設計部の星野です。
今回も『環が家(わがや)』のご紹介です。
今回は4回目。
このシリーズのテーマは『心も身体も快適に過ごせる家』です
快適な断熱性能、心配になる修繕費用、住みやすい間取り。
様々な面において、暮らしていく上での快適さを感じていただけるシリーズです。
今回お話するのは耐震性のお話と、間取りなど空間的なお話
まず『環が家』の構造は木造軸組み工法、ベタ基礎で耐震等級3の耐震性能があるように設計させていただきます。
さらに登り梁で屋根まわりも強固に造ります。
その上で、間取りは自由
構造や、立地条件なども考慮した上で、それぞれのご家庭にあった空間をご提案させていただきます。
今回採用している、木造軸組み工法は将来の間取り変更にも比較的柔軟に対応できる工法です。
お子様の成長等、家族の形の変化に合わせてその時々に合わせて変化させていけるよう、計画させていただきます。
ベタ基礎は湿気やシロアリの被害を受けにくく、地震等の際に建物が傾きにくい基礎です。
阪神大震災後は普及率が上がり、今では住宅の90%以上に採用されている基礎です。
木造軸組み工法とベタ基礎で耐震等級3の認定を受けられる耐震性能とし、
大地震の後も住み続けられる建物となることを目指しています
そして、登り梁🏠
丁度良い画像が無かったので、少し分かりづらいですが、上の画像のように斜めの梁が登り梁です。
『環が家』では、この登り梁を採用しています
屋根の部分の梁なのですが、屋根まわりでよく採用されている方法としては、
垂直な柱と水平の梁で作り、それが傾かないように小屋筋交いや雲筋交いと言う斜めの補強材で支えます。
↑この小屋筋交いが屋根まわりが変形しないように支えているのですが、
小屋筋交いより太い構造体である梁自体が斜めならば、より変形に強くなります。
(雲筋交いも小屋筋交いと同等サイズの材です。)
さらに、上の画像の構造では火打ちが梁の水平方向の変形を抑えているのですが、
『環が家』では登り梁に高強度高耐水MDFを張ることでより高い精度で水平方向の変形を抑えます
MDFとは木材のチップや他の植物を細かく繊維化してから成型した板です
イメージしづらいかもしれませんが、とにかく色んな方向のゆがみにとても強い屋根なんですよ
そして、登り梁を採用すると、
↑屋根直下の空間はこんな感じの傾斜天井にだってできるんです
しかも、この高天井内に水平な梁を見せずに、開放感のある広い空間に出来るんです。
梁を見せたいという場合は、登り梁を見せることは出来ますし、水平な梁が見せたい場合は水平な梁を追加することは可能ですよ。
逆に、高天井が必要無いという場合は、登り梁には強度のみ期待して、水平な天井にすることも可能です
耐震性が高く、自由度も高いのも『環が家』おすすめポイントです
さらに詳しく知りたいという方は、以下よりお問い合わせください。
いいだ住宅部門『i-House』
『環が家』のご紹介は、今回でいったん終わりです。
写真データがまだ少なく、少し分かりづらいところもあると思いますが、準備ができ次第、投稿済みの記事に追加していきますね
また追加情報の記事も載せる予定ですので、その際はまた読んでいただけると幸いです