こんにちは、新入社員のイトウです。
先日、MY CAR🚙が大量の鳥のフンをくらっていました・・・
アパート住まいは洗車がいつでも出来るわけではないので、困ります:cry:
某 賃貸建設&管理会社の築浅物件は洗車もできるような外水栓があるようですが(うらやましい)
私はMY CAR🚙だけじゃなく、MY HOUSE🏠も早く欲しい・・・。
英語にした意味は特にないです。
では、ここから設計士・星野さんのお話です。
先週に引き続き、窓について教えてもらいます。
どうぞー!
長男が子ども向けのクイズを解いていました。
それの引っかけポイントにしっかり引っかかり、間違えてしまったんですが、
悔しくなってしまった長男は、
『この問題が騙してきた!騙されたから、騙し返す!』
と謎の仕返し宣言(笑)
クイズに対して騙し返すとはどういう意味なんだ
クイズに何をするつもりなんだ、長男よ
頭の中でついつい「倍返しだ!」と続けてしまったのは、あのドラマがまた話題になっていると聞いた後だったので仕方ないですよね
今日も前回に続いて、窓のお話をしたいと思います
今回は上げ下げ窓。
下の窓を上下にスライドさせて開閉する窓です。
↑こんな感じですね。
メリット・デメリットとしてはスライドさせて開閉させる窓なので、前週お話した引き違い窓にとても近いです。
開いているときに窓が壁から飛びださないので、周りを通るときに安全。
開口面積が窓のサイズの半分以下なので、全面が開口できるタイプより通風面積が小さい。
先週の記事はこちら→『窓を選ぼう。』
少し違うのは、スライド式なので外からも開けやすいのは引き違い窓と同じですが、基本は小窓ですし、開口面積が窓の半分なので、上げ下げ窓からの侵入は考えにくいかなと思います。
防犯性の面では安心ですね
また、開閉については、引き違い窓よりは少しコツがいるかもしれません。
開閉は内臓の滑車やワイヤーが補助してくれるので、持ち上げて開けるとはいえ、コツをつかめば、それほど重さも感じず簡単に開けられますが、さすがに最大サイズのものは少し重く感じる人もいるかもしれませんね。
最大サイズっていうとメーカーにもよりますが、幅85cm×高さ150cmくらいです。
上げ下げ窓でこれほど大きいサイズはあまり使われないのですが、このサイズだと力の弱い方だと重いと感じると思います。
メリット、デメリットはこんな感じですが、
上げ下げ窓が選ばれる一番の理由は、デザインだと思います。
かわいい外観によく似合う
上げ下げ窓はもともとイギリスで生まれた窓です。
英国風だとか、南欧風と言われる外観デザインのモデルになっているような建物には上げ下げ窓が使われていることが多く、それを再現している外観の家にはとても合うんです
↑こんな感じに格子入りのガラスを選べば、より英国風、南欧風の再現率アップで魅力的ですよね
だからと言って、上げ下げ窓を選ぶと南欧風になるからモダンな家には似合わないってことではありませんので色んなデザインの家にも合わせてみたいですね
使い勝手も重要ですが、窓は外観のデザインの一部でもありますから、見た目での判断も重要ですよね。
使い勝手も理解した上で、デザインのことも考えて選びましょう
因みに、格子入りガラスですが、遠くからしか見たことがない方は『格子が付いてるなんて汚れが積もるんじゃない?』と思われるかもしれませんが、複層ガラスなら↓こんな感じなのでご心配なく
ガラスとガラスの間に格子が入っているので、表面上の凹凸はありません
複層ではない1枚ガラスの場合は、表面に張り付けられる感じになるので凹凸ができますけどね。
複層のガラスの場合は格子のお掃除の心配は必要ありませんよ
ここで、開閉方法のお話。
主なメーカーで上げ下げ窓と言われるものは基本的に下の窓しか空きません。
なので片上げ下げ窓と表記しているメーカーもあります。
『え、上も開くでしょ?見たことあるけど?』と思われた方、それはダブルハング窓という少し違った呼び方をされている窓です。
↓こちらがダブルハング窓。
これも上げ下げ窓の一種なんですが、上げ下げ窓とダブルハング窓と呼び分けられているのが一般的です。
家が完成してから、『上も開くと思ってたのに』とならないようにご注意ください
下だけが開くのが上げ下げ窓。
上も下も開くのがダブルハング窓です。
今回は上げ下げ窓とダブルハング窓のお話でした。
続きはまた来週