こんにちは。
設計部の星野です。
あと1か月半で新年度。
新生活が始まるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
色々と買い揃えないといけない時期が近づいてきています。
カーテンも選ばないといけませんが、デザインだけで選んでしまうと後悔することになるかもしれません。
そんなわけで、今回はカーテンに関するお話です。
どうぞ!
今日はカーテンの選び方のお話です。
最近はホームセンターや通販などでも簡単に買えてしまうカーテンですが、皆さんのカーテン選びのポイントは何でしょうか?
デザイン?
遮光性?
金額?
選ぶポイントは色々とあると思いますが、今回は断熱性についてお話してみたいと思います。
単純に断熱性の高いカーテンというのもありますので、そういう商品を選ぶのもポイントではありますが、
それより大切なのが、しっかりと窓を覆うことです。
最近は断熱性の高い窓が一般的になってきてはいますが、それでも壁に比べると外の熱が入ってきやすい部分です。
まず、↓このように窓の一番下の部分より15~20cmほど長いカーテンを選ぶことが大切です。
短すぎると、冬場などは冷気を感じたりしますよ。
『気を付けたい住まいに関する高さ。』では、窓の下に置く家具の高さに気を付けて、とお話ししましたが、上の矢印の部分が短すぎても断熱性能が下がってしまうので注意です。
↓このような掃き出し窓などのカーテンは床にすらない程度に長めにしておくと良いですね。
床から1~2cmがおススメです。
カーテンの上部にあるパーツでカーテンの長さを調整ができる場合が多いですので、少し手間ですが、断熱性能のために長さにこだわってみて下さいね
さらに、カーテンをリターンさせると、さらに断熱性アップです
リターンというのは↑のように、カーテンの端を壁の方に折り曲げて取り付けることです。
カーテンは↓のように横から見ると壁との間に隙間があり、ここから窓からの熱が出入りするんです。
そうならないように、カーテンをリターンさせて窓とのすき間を無くすと断熱性がアップします
リターンしてカーテンを取り付けられるレールがあるので、そのような商品を選ぶとより良いですが、
カーテンレールを選べない場合や、変更できない場合でもレース用のレーンに引っかけたり、壁に固定したりして取り付けるこのは出来ますよ。
気になる方は試してみて下さいね。
リターンさせる場合は、その分カーテンの長さが長めに必要です。
可能でしたら、少し幅の長めのカーテンをお選びくださいね